核戦争後の退廃的な世界観が話題のFalloutシリーズですが、ナンバリングタイトルが沢山あるため、歴史を把握している人は少ないと思います。そこでこの記事では、これからFalloutシリーズをやる人でも簡単にFalloutの歴史が理解できるように複雑な時系列を解説しています。各タイトルの世界観も解説しているので、どのような世界観だったか忘れてしまった人もぜひご覧になってください。
Fallout時系列最初の作品とは
Falloutシリーズの時系列で最初の作品は、2018年に発売されたFallout76です。ゲームは西暦2102年ウェストバージニア州のアパラチアが舞台で、核戦争後にVaultという核シェルターが開かれて、そこからプレイヤーである人々が復興していくというゲームになっています。核戦争後なのでNPCに人は存在せず、全てロボットと会話するような世界観になっているところが魅力の作品です。なお、オンラインゲームであるため、現在のアップデートではFalloutシリーズのパラレルワールドのような世界観になっています。そのため、Vaultの耐久年数を大きく上回る時期が再生の日になっているところや、Vaultの収容人数が変更されているところなど細かい設定が前作Fallout3から変更されています。
Falloutの時系列について
Fallout76で核戦争が起きた85年後の2161年アメリカの南カリフォルニアが舞台のFalloutシリーズで、時系列順で言えば2作品目となります。ただし発売されたのは1997年なのでFalloutシリーズの中でも最も古い作品です。プレイヤーは、Vaultの水質浄化装置の交換部品を探すためにシェルターの外へ冒険に行くという設定で、オープンワールドのように自由な冒険をできるところが当時大きく話題になりました。合わせて開発者がWastelandというゲームを参考に作っていることを公開し、権利問題の関係から自社発売することが叶わず、仕方なく作られたのがFalloutシリーズという逸話が存在します。代表的なイベントだとスーパーミュータント軍がネクロポリスを攻撃したり、主人公がザマスターを倒しに行くなどがあります。そして5月10日にVaultから主人公が地上を目指すところでFalloutは終わっています。
FalloutTacticsの時系列
FalloutTacticsは、Falloutから36年後の世界が描かれているシリーズなので、時系列順で言えば3作品目に当たります。代表的なイベントは、BrotherhoodofSteel小隊がバラモン・ウッド村をレイダーから解放するために派遣されたり、ロボット軍との熾烈な戦いが描かれています。また、アラデシュが死亡し、タンディが新カリフォルニア共和国大統領の後任を任されています。他にもエンディングによってはカリキュレーターが暴走したり、カリキュレーターが変異生物に対する法律を制定して、差別行為を殲滅しているエンディングもあります。そのため、FalloutTacticsはどのエンディングが正史なのか度々議論が起きています。したがって、ここではBrotherhoodとカリキュレーターのデータベースが統合されたエンディングを正史として紹介しています。
BOSの時系列を分析してみた
Fallout:BrotherhoodofSteelは、2208年のアロヨの様子が描かれています。アロヨには2188年に生まれたFalloutの主人公の娘が存在し、長老になるための訓練を受け見事長老の座についています。ただし、公式により、Fallout:BrotherhoodofSteelは正史ではないと発表されています。一部は今後のFalloutシリーズで語られることもありますが、メインストーリーの時系列の重要な部分に関わるものは省かれたりするなど、Falloutの時系列を複雑にしている要因になっています。
また、ファンの間でも諸説ありますが、Fallout:BrotherhoodofSteelは黒歴史扱いされることが多いです。その要因となっているのがお使いゲームと言われるほどに、単調な操作が続くことで、世界観の深掘りが甘くなっている点です。例えば従来ではスーパーミュータントの生まれまで丁寧に描かれている傾向にありましたが、今作ではモンスターを倒せという声を上げているだけで、各々の設定が深掘りできていないと感じました。
Fallout2の世界観について
Fallout2は過去作品で生まれた主人公の孫がプレイアブルキャラクターとなり、誘拐された政府を助けるために戦うというストーリーになっています。Fallout:BrotherhoodofSteelの反省点が活かされているのか、初代主人公と同じように人々を助けるために探し物を命令されるところまで忠実に再現されています。Fallout2の歴史で一番画期的だったのは、最後アロヨの村人たちを助けた後に発展させた街並みです。とても核戦争が起こった世界とは思えないほどに文明が発展しているところが高く評価されています。また、過去作品で制定された変異種と人間の共存するための法律がしっかり機能しているようで、Vault13に向かうと人間とデスクローが共存しているシーンを見ることができます。
VanBurenが抱えた不運の歴史
VanBurenとはFalloutシリーズのスピンオフとして開発される予定だった作品で、本来ならば2253年のアメリカ南西部で繰り広げられる怪しい事件について描かれる予定でした。しかし、InterplayとBlackIsleStudiosの資金難により開発が中止され、一部の設定が2010年に発売されるFallout:NewVegasに引き継がれるという歴史を持っています。そのため、ゲーム内の時系列的にはFallout3の後にFallout:NewVegasになるのですが、語られている内容を加味するなら、Fallout:NewVegasの後にFallout3の順番でやるのが正しいと言えます。ちなみにFallout3は日本で初めて発売されたFalloutシリーズなので、前作までの展開が分からなくても遊べる構成になってはいます。ただし、Fallout4で再びFallout1のときに専用シェルターに避難して2287年に復活した後のことが語られるので、Fallout1も遊んでおいたほうが没入感が深くなるためおすすめです。
まとめ
Falloutシリーズの時系列は一部タイトルが発売中止になったり、黒歴史扱いされてスピンオフタイトルにされたりして初心者が把握するには困難なゲームです。しかし、核兵器によって崩壊した退廃的な世界やそれを復興しようとする生命の原動力は緊張感があって面白いので、まだ遊んだことのない人はぜひ一度遊んでみてください。なお、Fallout1や2は日本語化しないと遊ぶのが難しいですが、Fallout3は日本語版が正式に販売されていて、従来のFalloutの歴史についても語られているため、まずはFallout3をやってみることをおすすめします。




