阪神ドラフト1位・下村は2軍スタート!ルーキーで1軍スタートは1名!

阪神ドラフト1位・下村は2軍スタート!ルーキーで1軍スタートは1名! 季節イベント

2024年2月1日、「アレンパ」を目指し、阪神タイガースの春季キャンプがスタートしました。

2023年のドラフトは即戦力投手を多く指名した阪神ですが、1軍帯同をしているのがドラフト2位の椎原剛投手だけとなっています。

即戦力として期待されるドラフト1位の下村海翔投手をはじめ、ほとんどの選手が2軍スタートとなり、球団の狙いが明確な振り分けとなりました。

そこで今回は阪神タイガース情報でも恒例となっている阪神キャンプ情報をまとめていきます。

2024年阪神タイガース キャンプ1軍メンバーまとめ

阪神が1月19日に春季キャンプの1軍帯同メンバーを発表し、多くの野球ファンを驚かせました。

というのも、昨秋実施されたドラフト会議で入団したルーキーから1軍帯同となったのは、2位・椎葉剛投手が唯一の1軍メンバー入りとなったのです。即戦力として期待される阪神ドラフト1位の下村海翔投手は2軍スタートとなりました。

阪神タイガース2024年1軍キャンプメンバー

1軍メンバーにはドラフト2位椎原剛投手の他、またサプライズとして、高卒2年目の門別啓人投手、茨木秀俊投手が揃ってメンバー入りを果たしました。2月1日のキャンプイン時点での1軍メンバーは以下の通りです。

<投手>

ハビー・ゲラ、西純矢、西勇輝、青柳晃洋、椎葉剛、伊藤将司、門別啓人、漆原大晟、才木浩人、浜地真澄、及川雅貴、村上頌樹、桐敷拓馬、茨木秀俊、大竹耕太郎、富田蓮、岡留英貴、湯浅京己、石井大智、ジェレミー・ビーズリー

<捕手>

梅野隆太郎、坂本誠志郎、藤田健斗、中川勇斗

<内野手>

木浪聖也、大山悠輔、熊谷敬宥、佐藤輝明、渡邉諒、小幡竜平、中野拓夢、植田海

<外野手>

森下翔太、近本光司、シェルドン・ノイジー、井上広大、ヨハン・ミエセス、前川右京、小野寺暖、野口恭佑

サプライズ選出の茨木投手が覚醒の兆し?

サプライズで1軍メンバーに選出された高卒2年目の門別啓人投手と茨木秀俊投手ですが、2人ともキャンプで大いに評価を上げています。特に“門別投手のキャッチボール相手”として1軍キャンプに選出された茨木投手の評価が急上昇。

岡田彰布監督が2月8日、今キャンプ初実戦となる11日紅白戦の先発に茨木投手を抜擢したのです。もう1人の先発は同学年の門別啓人投手で、フレッシュな2人が先発ローテ争いに加わり、熱い戦いが始まります。

岡田監督が絶賛したブルペンでの投球

2月8日に茨木投手のブルペンでの投球を見た岡田監督は「今日茨木良かったで、最後な。ええ投げ方してるやつは疲れないから球数多く投げられる言うてな。いつラスト言いよるかなと思とったけど、なかなか言わんかった」と力強く68球を投げ続ける姿を絶賛しました。

茨木投手の魅力は制球力

茨木の魅力について岡田監督は「そらボール力あるしな。茨木はやっぱりコントロールええよな。ばらつきがないよ、ほんとに。変化球も、スライダーもカーブもいいしな」と賛辞の言葉を並べました。

茨木投手の成長はまるで今年のキャンプ序盤を象徴しているような、そんな急成長具合といえます。

ルーキーは無理させず2軍からが球団の方針

ドラフト1位の下村海翔投手をはじめ、5位の石黒佑弥投手、6位の津田淳哉投手の即戦力3投手は2軍で無理させず、しっかりと調整をさせていく方針です。

さらに高卒ルーキーの3位山田脩也内野手、4位百崎蒼生内野手、大卒、社会人から入団した育成1位の松原快投手、同2位の福島圭音外野手も2軍でじっくりと鍛え、近い将来、チームの中心へ育てていくようです。

ちなみに、昨年新人王の投票で2位、侍ジャパンにも選出された森下翔太外野手ら新人7選手は全員2軍スタートだった。

ドラ1下村海翔はじっくり調整

阪神ドラフト1位下村海翔投手は焦らず調整を進めています。

キャンプインから約1週間が経過した2月6日にチームドクターの診察を受け、全身の疲労回復を優先させることになりました。大学時代に右肘の手術歴があり、慣れない環境で無理をさせるべきではない、という球団の判断があるようです。

その上で、2月10日から始まる第3クールについて、和田豊2軍監督は「立ちP(捕手を立たせてのブルペン投球)もまだちょっと先というか、状態を見ながら。しっかり疲れをとって、そこからになるので。現時点ではいつという感じではないのかな」と無理をさせない方針を示しました。

最後に

今回は「アレンパ」を狙う阪神タイガースの1軍キャンプについてまとめてきました。昨年同様、ルーキーたちには無理をさせず、まずは怪我なく1年を過ごさせる、という球団の親心が垣間見られます。

阪神ドラフト1位の下村海翔投手は大学時代の怪我の影響もあり、他の選手たちよりも慎重に調整を進めています。

とはいえ、シーズンが始まるとルーキーも活躍するのが岡田阪神。育てながら勝つ。球団初のリーグ連覇、日本一に大きな期待が寄せられています。

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