冒険者心がそそられる広大なマップと恐竜をテーマにした大人気オープンワールドサバイバルゲーム『ARK:Survival Evolved』(以下ARK)。2015年に発売されてか約10年経ち、『ARK 2』の発売も発表されているシリーズですが、今回はそんな『ARK』のリマスター版として今年配信開始された『ARK:Survival Ascended』(以下ARK ASA)との違いを紹介していきます。
ARKとは
プレイヤーは、サバイバルゲームの定番「謎の無人島」で目を覚ますところから始まります。手首には謎の機械が埋め込まれており、周りには自然豊かな島と多種多様の生物。そしてその場所には似つかない、謎の尖塔“オベリスク”がそびえ立つどこか不気味な世界が舞台となっています。この様々な生物(ほとんどが恐竜)の住む広大な島で生き延びていき、文明が入り混じったかのようないびつな世界の秘密を探ることがゲームのメインの目的となっています。
チュートリアルなんてものはない
ゲームが始まれば、プレイヤーは何の説明もないまま裸で世界へとくりだします。ARKには「チュートリアル」というものは存在しないため、トライ&エラーの繰り返しで試していくほかありません。プレイする方もある意味サバイバルなゲームです。しかし、これがまた「サバイバル」の醍醐味ってやつです!石を拾ったり、木を倒したり、こうやってサバイバル生活を始め、衣食住を安定していき、世界の謎を解明していくという色んな意味ですごいゲームです。
ARKとARK ASAの違い
ここからはARKとARK ASAの違いについて説明していきます。変更点が結構たくさんあるので、大まかにまとめて紹介していきます。
ARK とARK ASA対応機種の違い
2015年より『ARK:Survival Evolved』はSteamで早期アクセス版が配信開始し、2017年にスパイク・チュンソフトよりPlayStation4のソフトとして発売され、2018年にはAndroid、 iOS、Nintendo Switch(海外版)向けのバージョンが発売されています。
そして『ARK:Survival Ascended』はUnreal Engine5 で作り直され改良も加えられたリマスターバージョンのため、PlayStation5やXbox series Xなどの最新コンシューマー機で配信、そしてパッケージ版の発売もされています。
グラフィックの進化
元々はUnreal Engine 4で作られていた『ARK』に対し、『ARK ASA』はUnreal Engine 5で作られているため、グラフィックが美麗化されています。動きも滑らかになっただけでなく、とにかくさらにリアルになっています。光の描写や植物の動き、天候の変化の描写など、恐竜メインのゲームではありますが、そういった風景の描写にも注目することでさらなる変化が楽しめます。
建築面
建築システムも大幅に進化しています。四分の一の大きさの「クウォーター建材」など、パーツのバリエーションが増え、さらに細かい建築も楽しめるようになっています。その他にも以下の点が変更されています。
- 回収可能時間の撤廃(ダメージの受けているものは対象外)、
- 建物が崩壊しないよう、つながっている建材はスナップしたら一緒に拾うように、
- 壁とドア枠やほかの建材同士の集約
建築『ARK』で得意ではなかったという方も、『ARK ASA』ではもう少し楽しめるようになっているのではないでしょうか。
システム面での変化
写真を撮ることが可能なフォトモードでは、静止画を撮影しやすくなり、時間、天候やエフェクトの調整も可能になりました。これでお気に入りの恐竜の映え写真が撮りまくれます。
マップ機能
『ARK』のころによく悩まされていたマップ機能ですが、『ARK ASA』では、待望のピン機能が追加!その他にもメンバーの位置やデス地もわかりやすく表示されるようになっています。さらに、ズームやスクロールも可能になったので、マップがとても見やすくなりました。
クロスプレイ
ARKではクロスプレイではクロスプレイができませんでしたが、ASAでは「PC/Xbox/PS5」すべてに対応しています。発売時期によって不公平がないようコンソール版固有のサーバーも設置される予定ということです。違うプラットフォームの友人などと一緒に冒険ができるようになるありがたい機能ですね。
まとめ
今回は『ARK ASA』についての違いをいくつかまとめてみましたがいかがでしたか。今回紹介できなかったものも数多くあるので、気になった方はぜひプレイしてその目で確かめてみてください。