発売から10年以上経った今でも多くのプレイヤーに愛されている作品『スカイリム』。オープンワールドのRPGで、その自由度の高さは最近発売されているものにも引けをとりません。ほぼ全てのコンソールで発売されている本作ですが、それらに違いがあるのかなどを紹介します。
スカイリム
スカイリムの名称で知られている本作は、ベセスダ・ソフトワークスが制作する「The Elder Scrolls」シリーズのナンバリングタイトルの一つで「The Elder Scrolls IV: Oblivion」の続編です。ベセスダ・ソフトワークスは他にも「Fallout」シリーズなども制作しているため、聞いたことのある方も多いだろう。両作とも自由度の高さはオープンワールドゲームの中でもトップクラスであり、メインストーリーに沿わなくても、楽しむことが可能な作品です。
今作は「The Elder Scrolls IV: Oblivion」の続編にあたるものの、直接的な続編ではなく、前作の世界の200年後のスカイリム地方での物語になっています。
ゲーム性
この作品はオープンワールドRPGのジャンルに入っており、世界観はドラゴンや魔法が存在するいわゆるファンタジーの世界が舞台になっています。主人公となるキャラクターはプレイヤー自らが自由自在にカスタマイズして作成することができる。メインストーリーはもちろん存在するものの、メインストーリーに沿ってプレイするかどうかはプレイヤー次第。サブクエストの量が尋常ではないほど多く、ストーリーに縛られず自分のやりたいようにプレイすることができます。
戦闘
ファンタジーな世界での戦闘といえば「剣と魔法」というイメージの通り、剣と魔法はもちろん、ハンマー、メイスやクロスボウなど、多種多様な武器が登場し、馬上戦闘や射撃など、戦闘方法も様々です。能力を強化するスキルツリーが存在し、レベルを上げてPerk （該当スキルにおける特殊技能）を取得して自分の好みにあった能力やスキルを伸ばして行くことで戦闘や攻略が楽になります。
MOD
本作品が長年プレイされる理由のひとつとしてあげられるのがMOD要素の存在です。MODとは、ソフトウェアに動作や新要素を追加して改変する断片的なデータやプログラムの事を指し、作品の”自由度”をさらに引き出してくれます。スカイリムには数多くのMODが存在し、登場するキャラクター達の容姿を変えたり、敵を一撃で倒せるようなるなど、できることが無限大に広がります。2022年に発売された「The Elder Scrolls V: Skyrim Aniversary Edition」にはこれまでBethesda公式の追加コンテンツ配信プラットフォームであるCreation Clubでリリースした全てのコンテンツが追加されており、釣りやサバイバル要素の他にもたくさんの要素が入れられている作品になっています。
コンソール別の違い
現在では、様々な機種に向けて発売されている本作ですが、それぞれの違い、良い点や悪い点をまとめてみました。
PS4／PS5
真完全版とも呼ばれている「The Elder Scrolls V： Skyrim Aniversary Edition」をプレイすることができ、グラフィックはもちろんのこと、ゲームの動きや安定したパフォーマンスでプレイすることができます。違う点はスカイリム PS4に比べ、PS5の方がグラフィックが良く、FPS値が高いため、カクつきのないプレイが楽しめるという点です。
Switch
こちらでプレイできるスカイリムは完全版の「The Elder Scrolls V： Skyrim Special Edition」で、アニバーサリーエディションの前に発売されたものがプレイできます。アニバーサリーエディションにある｢Creation Club｣や｢サバイバルモード｣などはありませんが、スカイリムの世界を楽しむには十分と言えるでしょう。そして大きな違いはパフォーマンス性です。PlayStationと比べてしまうと、グラフィックなどは少し物足りなく思う人も多いと思います。その反面、簡単に持ち運びが可能なSwitchでは、どこでも気軽にスカイリムSwitchが楽しめるというメリットがあります。
まとめ
今回は大人気のオープンワールドRPG｢「The Elder Scrolls V： Skyrim 」について紹介しましたが、いかがでしたか。プレイヤー次第で様々なプレイの仕方が楽しめる本作、今後さらなる追加要素などが登場するかにも期待が高まりますね。