ARKのブリーディングをデフォルト設定のまま行っている人は、この記事で紹介しているおすすめのブリーディング設定を試してみてください。
ブリーディングは設定を変えるだけで孵化までの時間を短縮できるので、ゲーム画面を呆然と眺めながら孵化を待っている人もぜひご覧になって、ゲームで遊ぶ時間を有効活用しましょう。
ブリーディングのおすすめ設定って何?
ARKの設定画面ではブリーディングの設定項目が存在し、各数値を調節することで交尾感覚などを短縮できる利点があります。ただし、高速化するにはそれぞれおすすめの設定数値が存在するので、詳しくは設定項目の各見出しを参考にしてください。
特に赤ちゃんの成熟速度と赤ちゃんの抱擁の間隔倍率は、闇雲に数値を少なくしてもARKのブリーディングが速くならないデリケートな設定なので注意してください。
| 設定項目 | デフォルトの場合 | 調整した場合の結果 |
| 交尾間隔 | 18時間 | 1時間 |
| 卵の孵化速度 | 最長20時間 | 20分 |
| 赤ちゃんの成熟速度 | 最長2週間くらい | 最大速度にすると3時間程度 |
| 赤ちゃんの刷り込み値の規模倍率 | ステータスが1.0倍 | 最大にすると1.6倍 |
| 赤ちゃんの抱擁の間隔倍率 | 8時間 | 5分程度 |
| BabyImprintAmountMultiplier | 生物毎に設定されている刷り込み値に準拠 | 最大にすると1回で刷り込み値を上限にすることが可能 |
交尾間隔のおすすめ設定について
ARKの生物が交尾できる間隔は生物毎に統一されているわけではなくランダムなので、おすすめの設定は0.05です。これで最長でも1時間弱くらいの交尾間隔になるので、ARKのブリーディングがしやすい設定になることでしょう。なお、ARKのフォルダーにあるGame.iniというファイルを開き、MatingIntervalMultiplier=の数値を0.050000に変更しても交尾間隔を一番短く設定できます。
卵の孵化速度を高速化するには
ARKのブリーディングを高速化したい人は、卵の孵化速度を20.0に設定するかGame.iniファイル内のEggHatchSpeedMultiplier=の数値を20.0に変更してください。この設定にすると2日と2時間かかるギガノトサウルスでも30分掛からずに孵化させることが可能です。ただしステータス厳選まで含めて高速化するにはARKの孵化装置が必要で、孵化装置の傍に妊娠中の生物を移動させ、懐胎モニタリングを設定して必要に合わせて懐胎リセットを行うという手順が必要です。また、孵化装置があればエアコンなど他の孵化設備を用意する必要がないため、準備面でも高速化できます。
赤ちゃんの成熟速度と赤ちゃんの抱擁の間隔倍率のバランスを取る方法
赤ちゃんの成熟速度と赤ちゃんの抱擁の間隔倍率を調整するときは、必ず上昇した成長速度が赤ちゃんの抱擁の間隔倍率を下回るようにしてください。理由は生物の赤ちゃんは成熟するとお世話が必要になりますが、赤ちゃんの成熟速度が速すぎると抱擁を要求する時間にお世話ができなくなる場合があるからです。
そのため、赤ちゃんの成熟速度を最短にすることは必ずしもおすすめの設定になるわけではありません。したがって、以下の手順で赤ちゃんの成熟速度と赤ちゃんの抱擁の間隔倍率を調節してみてください。すると成熟速度に合わせた抱擁の間隔倍率になるのでおすすめです。
- 赤ちゃんの成熟速度と赤ちゃんの抱擁の間隔倍率を最大倍率の6.0に設定する
- 1回だけケアを行う
- 成熟したら抱擁の間隔倍率を1.0に戻す。
この手順でお世話すると、刷り込み値が一回のお世話で100%になり赤ちゃんを成熟させることが可能です。ただし刷り込み値は100%÷(成熟時間÷ケア間隔)を超えることはないので、ARKのブリーディングを設定で高速化するには、BabyImprintAmountMultiplierの数値を20にするのがおすすめです。
コマンドで卵を作成後高速化する方法とは
ゲームをしている意味がないことを前提で紹介しますが、ARKのコマンドには卵を即時孵化させたり、成獣を即時召喚するコマンドがあります。これらを使ってお気に入りの生物を入手することはできますが、もちろん公式サーバーでは使用できず、ローカルプレイでのみ使用できます。
また、コマンドなら難しいARKのブリーディング設定をしなくても済むため、コード入力に慣れている人は以下の書式を参考に試してみることをおすすめします。注意点は、三つ子や双子を意図的に作るコマンドは存在しないことです。そのため、ブリーディングで優秀な遺伝子を受け継いだ個体を増やして産卵できるメスを増やして卵の厳選や戦力の増強を行いましょう。
| コマンド書式 | 効果 |
| Gfi Egg_〇〇_fertilized 1 0 0 | 〇〇に生物名を入力すると有精卵召喚 |
| HatchEgg | 対象の卵を即時孵化させる |
| SetimprintQuality 1 | 刷り込み値を100%にする |
| SetimprintedPlayer “〇〇” ▲▲ | 〇〇に任意の名前と▲▲に刷り込み主のIDを入力すると刷り込み主を設定できる |
ブリーディングを高速化するMODがあるって本当?
ARKのブリーディング設定やコマンド入力が面倒だと感じる人には、MagicTreatというMODの導入をおすすめします。MagicTreatは、生物に食べさせると刷り込み値を100%にし、成長速度を2倍にして幼年期を高速化するアイテムを追加するMODです。しかも追加されるアイテムをメスの成獣に使うと、交配クールタイムが無くなって、生まれてくる子供が必ず変異します。
また、親の遺伝を考えるのが面倒と感じる人には、BestBabyTreatのMODもおすすめです。BestBabyTreatを導入すると、親の高いステータスを子供も継承させたり、性別を変更したりするアイテムをARKに追加できます。また、あえて低いステータスを遺伝させることもできるので、ネタ生物をブリーディングしたい人におすすめです。
まとめ
ARKのブリーディングは細かく設定できる半面、仕様を理解しておかないと使いこなすのは難しいと感じる人が多いかもしれません。しかし、この記事で紹介した設定を行うと赤ちゃんの刷り込み値や孵化までの時間を自由に調節可能です。なお、コマンドが面倒だと感じる人にはMODを使った孵化の高速化も紹介しているので、自分が使いやすい孵化の高速化をしてARKのブリーディングで遊んでみましょう。




