みなさんは『ウィッチャー』という作品をご存知でしょうか？NETFLIXでは、スーパーマンの役を演じることで有名なヘンリー・カヴィルが主人公を務めたドラマも配信されています。ドラマと同じくアンドレイ・サプコフスキによる小説シリーズ『ウィッチャー』を原作としているゲーム『The Witcher』シリーズの最新作『ウィッチャー4』の最新開発状況、発売日や主人公などについて調査をしていきます。
ウィッチャーシリーズ
本シリーズは、サイバーパンク2077を手がけているポーランドのゲーム会社｢CD PROJEKT RED｣が開発し、2007年に発売された『The Witcher』を初代作品としたアクションRPGゲームです。ナンバリングタイトルで現在発売されている最新作は2015年に発売された『ウィッチャー3ワイルドハント』です。そして、2022年の3月には、公式から『ウィッチャー4』が開発中であるという情報が公開されました。
開発状況は
CD PROJEKT REDから発表された2024年度の人員配置のグラフィックによると、コードネーム｢POLARIS｣の『ウィッチャー4』に最も多くの人員が配置されていることが発表されています。2024年中に本格的な制作段階へと突入することを目指しているとされていました。同時期から制作が進んでいた『サイバーパンク 2077』の大型拡張コンテンツ『仮初めの自由』に人員が多く割かれていましたが、2023年9月25日に既に配信されたため、関わっていたほとんどの人員が『POLARIS』へと流れ込んでいると思われます。ただ、公式からの発表は2022年以来ひとつもなく、現在どのような段階なのかは未だ明かされていません。
Unreal Engine5
新作開発のゲームエンジンについては、Epic Games社と長年にわたる技術的パートナーシップを締結し、いままで使用してきたCD PROJEKT RED内製のREDengineからUnreal Engine5に移行するようです。ゲームエンジンのライセンスのみならず、Unreal Engine5以降のバージョンの開発における技術提携も含まれているため、今後のウィッチャーシリーズは、より美麗なグラフィックのオープンワールドになると推測されます。
発売日や対応機種
2022年に制作が発表された作品ですが発売日はまだ公表されていません。今年中に本格的な制作段階へと突入し人員も追加されましたが、発売日に関しての情報が出るとすれば、再来年以降になるのではないでしょうか。対応機種についても公式からの言及はありませんが、発売が数年先のため、最新のプラットフォームのみでのプレイ対応だと予想されます。
新作の主人公は一体？
2022年に発表されたティザーイメージには山猫のようなメダルが登場しました。メダルとは化け物退治の専門家「ウィッチャー」の所属している流派を示すものとして扱われています。例えば、主人公の「ゲラルト」は狼流派に所属しており、前作にあたる『ウィッチャー3ワイルドハント』では他流派のウィッチャーに出会ったり、その装備を入手できるなどの要素が存在したりしていました。しかし、山猫のような流派は公式に登場したことがなく、ファンによる二次創作にのみ登場しています。ただし、ゲーム性から公式がファンのアイデアを使用する可能性は低く、あるとすれば、前作にも登場した『ゲラルト』の娘とも言える少女『シリ』なのではないかという推測がファンの間で流れています。シリは狼流派のメダル以外にも、腰には猫流派のメダルもつけているため、何らかの形で主人公に昇格するかもしれません。
まとめ
今回は、発表された新作『ウィッチャー4』の最新開発状況、発売日や対応機種について調査してみましたが、いかがでしたか。未だ謎に包まれた新作の今後の新情報にも注目していきたいですね。